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デジタルタコメーターの設定基準変更

弊社は平成17年に全車にデジタルタコメーター(デジタコ)を装備し20年の年月が経過しました。
弊社の営業開始が平成10年11月からで当時5台を所有しており4台のトラックにはアナタコ装備(タコグラフ)1台がハイエースでしたので装備しておりませんでした。
創業時からスピードの管理をしておりましたがコンプライアンス遵守などは頭の片隅にもない状況でした。今から思えばかなり適当でありました。
デジタコ装備してからもスピードに関しては甘い設定であったように思います。
平成19年にデジタコ速度管理規定を設け令和7年2月28日までの約18年間運用して参りました。
この度、令和7年3月3日運行より従来の規定を幾分緩和した形を取りました。思い起こせばデジタコ導入した当時にデジタコ管理を嫌い数人退職した乗務員がいました。今回の緩和は乗務員にとって喜ばしいことだと思います。
当社の基本にあるのは各道路の「法定速度の遵守」でありますが、道路網の整備や複車線化により交通の流れが良くなったことと、交通事故件数が少ないことも緩和に踏み切った要因です。
それと昨年10月に大型トラック今年2月に4tトラックで京都府まで(トラックペイント施工)往復運転する機会がありました。
実は弊社創業してこの方トラックで遠方に走ることが初めでありました。(地場はあります)
昨年の4月よりトラックドライバーの労働時間規制が強化され同時に道路交通法の改正で高速道路の最高速度が80km/hから90km/hに引き上げられました。最高速度の緩和により90km/h(リミッターまで)に引き上げた会社が増えたと聞いております。
私が成田京都間を運行して約9割のトラックに追い越されました。連続運転時間最長4時間までその後30分休憩(430休憩)のルールがあり中長距離運行の休息確保と運行時間短縮に繋がれば良いと考えました。それだけではなく乗務員のストレス解消にも一役買ってくれればと思います。
私が走ってみて他社トラックの運行状況を鑑みたうえでの一部緩和策であります。
弊社乗務員には常に安全運転を心がけ交通事故撲滅に意識を高めて頂きたいと思います。

 

 

 

 

 

 

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