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物流2024年問題対策協議会立ち上げ

②成田国際空港

いよいよ物流2024年問題と言われる働き方改革関連法に基づき法律が来月4月より施行されます。
運転業務に従事する(トラック・バス・タクシー・ハイヤーなど)運転士(ドライバー)の残業時間が年間960時間(月平均80時間)に制限されます。トラックドライバーの場合年間拘束労働時間上限3516時間以内なら残業時間の制限はありませんでした。
4月より改善基準告示(特例)が見直しされ年間拘束労働時間上限3516時間が3300時間へ216時間減少される形になります。
1ヵ月の拘束労働時間平均293時間は284時間と9時間の縮小でありますが年間においては216時間ですので1ヶ月分少なくなる感じです。
休息期間は業務始業から24時間内に継続11時間を基本とし休息確保、最低継続9時間を下回ってはならないとなりました(3/31までは連続8時間)
1日の拘束労働時間は業務始業から原則13時間以内、15時間超は週2回まで、16時間を超えてはならない。4月より拘束労働時間の上限が最大15時間へと変わり14時間超は週2回までと1時間短くなります。
これらの規則強化によりトラックドライバーの労働に従事できる時間が短くなることとなります。
必然的に輸送能力が下がり運べなくなる貨物が年々増えることが懸念されております。
深刻なドライバー不足が更に輪を掛けトラック業界だけの問題ではなく国民に係る社会問題であると思います。
長時間労働による健康被害や死亡リスクの温床になっていることは否めません。
トラックドライバーの就労改善として、賃金アップ・長時間労働の防止が取りだたされ、荷主様へ標準的な運賃の収受や業務改善(荷待ち時間削減・過剰なサービス抑制・パレット輸送など)が求められます。
弊社の主要業務が成田空港に到着した輸入貨物の国内配送であります。飛行機が成田空港に着陸してから貨物が引き取れるまで最低でも5時間~10時間程度要します。貨物機を降ろすのに約6時間(100トン)パッセンジャー(旅客機)で3時間程度(10トン)かかるそうです。
世界有数の貨物取扱量を誇る成田空港ではトラックの長時間待機が以前から改善されることなく慢性的に発生しております。
この状況が「物流2024年問題」に大きくクローズアップされて参ります。昨年末に千葉県トラック協会とトラックGメン成田空港においてトラック配送業務に係る13社の運送会社が集まり情報交換の場を設けました。
成田空港貨物地区における「2024年問題対策協議会」の設置の意見がまとまりました。
2月27日 成田空港において成田国際空港株式会社が対策協議会の事務局となり、千葉県トラック協会より池田会長を筆頭に3名と空港事業者を代表として私が加わりました。他に成田空港内の保税上屋4社・成田空港貨物運送協会・東京通関業会成田支部より招集されました。
私は会場入場が開始時間間際になってしまい、会場に入室して驚いたことがカメラを構える人が20人位いたのです。(プレス報道関係者)中にはテレビカメラまでがありました。 開会の挨拶と参加者の自己紹介を終えた段階でプレス報道の方々は退室(非公開)終了後に「ぶらさがり取材」
成田空港における輸入貨物の搬出に時間がかかり過ぎることが、配送ドライバーの拘束労働時間に直結しております。
この点の改善について私から何点か述べさせて頂きました。
内容については割愛させて頂きますが、この協議会開催の模様がチバテレビのニュースで放映されました。
一般新聞社や物流新聞社にも紹介されます。(業界新聞は3月中旬頃の紙面になると思います)
対策協議会は定期的に行われ成田空港における物流問題の解決に1歩前進したと思います。

 

 

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