荷主の理解と協力が必要不可欠です❗
先日、「乗務記録」についてブログを書きましたが、コンプライアンスを守る上で、運送事業者だけではなく荷主様にご理解いただき協力が必要となってきております。
冊子にも記載しておりますが、運転者が平成7年から減少。その減少の運転者はより高齢化。全産業でも人口分布と比例するものですが、運送業の若手のなり手不足は深刻です。34歳未満の運転手は全体の10%位と推察します。
この状況は、拘束労働時間の長さも原因の一つです。荷物を積めずに待った場合、乗務員は身動きがとれない状況で貨物が積めるまで待ちます。待つ=非生産状況となり売上は上がりません。つまり会社の利益に繋がらずひいてはお給料に少なからず影響します。
トラックは荷物を運んで利益を上げます。この待機や以前のブログで記載した付帯作業(収受できていない)などを減らし、乗務員に還元していかなければ魅力的な職種とは言い難く、なり手不足は改善されないと考えます。
弊社もやりくりしながら航空貨物の取扱をしておりますが、飛行機のダイヤの乱れ、天候、保税倉庫でのブレイク作業、通関許可、様々なことが噛み合っております。荷待ちの原因が1社ではないため、時間のロスを荷主様の責任と言う事で括ることは出来ません。 自社の運用システム改善や納品時間等を交渉、コンプライアンスと運賃及び付帯作業の適正収受を粘り強く荷主様とタッグを組んで安全輸送を進めていかなくてはなりません。
少しずつですが、国の働きかけや法改正を荷主に理解していただき、働きやすい職種、働きたい職場、やりがいのを感じる職場、トラックドライバーと言う物流の担い手を育てていきたいです!
因みに、航空貨物で挙げられるのは、非合理な到着時刻の設定です。チャーター便で午前9時必着でお届けしても受取先で急いでいなかった荷物など、見受けられます(都度交渉しております)。 その貨物は、フライトが遅く当日許可。 貨物が出てきて納品時間まで12時間を切るものなどあります。
例)16時 NRT到着、 20~21時頃 通関申告許可、22時 積み込み開始、23時30分 車庫帰庫。 翌日午前8時~9時などの着時間指定 静岡県・福島県・岩手県などなど。休息はどこへ・・・。 稀ではありますが実際にあることがあります。
最終指定時間は運行優先とさせてもらっております。 ですが、どうしても朝一などの急ぎで着時間の指定(厳守)がある場合、8時間休息で運行することは難しく分割休息で対応いております。
弊社は、これからも荷主様と共存しより安全にエンドユーザー様に貨物が届くよう努めてまいります。使命感を持って物流を支える!
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