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2代目の将来はいかに?

2020年が明けて早3週間が経過しました。
1月14日、当社に愚息が2トンドライバーとして入社致しました。
おはずかしいかぎりなのですが、息子は親父の仕事に一切の興味を示しませんでした。
出来る事なら別の業種で働きたいと思って、拒むところが事実ありました。
昨年25歳の誕生日を迎え将来について真剣に考えてもらおうと、運送業界に携わる方を交えて息子と3人で話し合いをしました。
大学で学んだの経験を活かし情報系(番組制作や企画)の仕事に一度従事するが、理想と現実のギャップには勝てなかったようです。
やっと観念したようで今年からの入社に至りました。
気弱でおとなしい性格の息子が、果たして頑張れるのかと親として期待しつつも不安はぬぐえません。
普通免許取得後オートマ車しか運転したことがなく、トラックを運転するのも初めての体験です。
トラックはクラッチを繋ぐマニュアルですので、エンストの繰り返しとのことでした。
先日の日曜日、息子を引っ張り出しトラックの運転教習を私が行ないました。
クラッチ操作とギアを入れるタイミングから始まり、坂道発進・車庫入れバックの練習です。
おっかなびっくりの様子と、ぎこちなさに私の言葉口調が強くなってしまう一面がありました。
特に難儀したのが車庫入れバックで、ハンドルを切るタイミングが摘めず何度も何度もやり直しをさせました。
すると息子は、思い悩んだ顔して表情が次第にこわばっていくのです。
未経験の息子に大きな期待を持つ私の方が焦りを募らせておりました。
息子に対し、どうしても厳しい目線で捉えてしまうことが彼のプレッシャーにならないように心がけなくてはなりません。
無知で世間知らずの息子ですが、先輩ドライバーの皆さんに温かく育てて頂きたいと思います。
現場経験を踏まずして、人の上に立つ事の厳しさや難しさを、しっかりと身に付けさせる考えです。

 

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