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ジャパン トラックショー 2024

2024年5/9・5/10・5/11の3日間 パシフィコ横浜でトラック関連業界、日本最大の展示会が開催されました。
ジャパン トラックショーは一般社団法人 国際物流総合研究所が2年毎に開催するイベントで今年の入場者数が6万人を超えたそうです。
155社/563小間のトラック関連メーカーが出展 2024のテーマは、「環境と調和する物流の未来」です。
5/9.5/10の両日 主催者特別講演プログラムと題して19の分野でのパネルディスカッションが行われました。
名誉なことに主催者推薦を賜り5/10開催のパネルディスカッションに登壇させて頂きました。
今回の一番のキーポイントとなる「物流の2024年問題」に絡むパネルディスカッションが多かったです。
このパネルディスカッションはモデレーター(進行役)と複数名のパネリストで構成されております。
私が登壇したパネルディスカッションはモデレーターは物流新聞社高田氏パネリストは私と埼玉県の株式会社橋本運送橋本社長・埼玉県の株式会社インフィールド野中社長の3人です。
テーマは「2024年を迎えどう乗り越えていくか」更に細分化して3つの項目に分け「労働時間削減への取り組み」「運賃転嫁への取り組み」「ドライバー不足への対応」について各社の取り組みや今後の対策対応について発表しました。
各社の発表内容として!
〇基本前年度の給料を維持しながら労働時間短縮 残業60時間以内を徹底させた。
〇荷主より運賃と別に高速(有料)使用料を請求させて頂いている。
〇月間拘束労働時間が規定オーバーする乗務員を休ませ有給休暇消化に充てる。
〇デジタコ管理・勤怠管理で労働時間の管理(改善基準告示遵守)をする。
〇賃金規定の改訂により勤怠管理を徹底させ残業時間における未払い防止。
〇物流のDX化の推進 アナログをAIなどのデジタル技術の活用。
〇荷待ち時間(待機)削減対策の協議会立ち上げ。
〇運賃交渉は数年前より実施 運賃交渉に応じない荷主との取引を辞めた。(荷主に9台入れていたが全車撤退)
〇トラックの有効活用で配送先への着車指定時間を緩和してもらう。(リードタイムを柔軟に)
〇物流の2024年問題により新規営業がやり易くなり新規顧客にシフト化を視野。(既存トラック会社への不安や危機感)
〇特定技能外国人の採用を進めていく。
〇ドライバーファーストを心掛け福利厚生の充実強化。
〇トラックドライバーの労働条件を全産業並みの水準にする。(賃金・労働時間)
まだまだ忌憚のない意見が多く発表されましたが、物流の2024年問題は運送・物流会社の問題ではなく国全体の問題として国(政府)が、かつてに無い後押しを我々運送事業者に向けて頂けておりますのでポジティブに捉え持続可能な物流を目指して精進して参ります。
ドライバー不足は深刻な大問題であることを荷主様に理解を求めて行きたいと思います。

 

 

 

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