給与改定説明会
9月9日(土)成田国際文化会館小ホールにて17時~19:30までドライバー職の社員を対象に給与改定説明会を開催致しました。
物流2024年問題と言われる「時間外労働年間960時間」「改正改善基準告示」を視野に昨年10月より企業のコンサルを交え新賃金体制のキックオフをしました。
弊社の賃金規定は約20年間同じものに手当項目を増やす形で今日に至って参りました。
従前は売り上げ歩合給の要素が強く今後を見据えると時間軸で捉え未払い残業防止と最低賃金割れを注視しました。
コンサル担当より手当数の縮小を提言されましたが、今日までの給料システムで必要と思い付けてきた手当を削ることがなかなか承知できない私がおりました。
物流2024年問題をどう捉えるかは各企業の方針次第であり、弊社ではコンプライアンス順守を最優先として取り組む所存であります。
今回の改定で大きく内容が変わることはなく、定額時間外手当45時間相当分を含ませ、交通費一律支給から通勤距離に応じた国税庁の通勤手当を用いることにしました。
ドライバー社員皆さんの不安と戸惑いはある程度想定しながらも、新たな取り組みにて会社を守っていく必要性を感じます。
時間外労働の改正は来年4月からスタートしますが、今年の10月より弊社では改正改善基準告示に準じた運行をシュミレーションしながら来年4月の改正に向けた準備に入ります。
1日・月間・年間拘束労働時間の短縮 休息期間8時間から9時間確保 長時間運転の防止(ハンドル離脱時間は休憩カウントされない)より一層やりづらく厳しくなった条件をクリアしていかねばなりません。
併せて就業規則など他の規定も見直しをしました。