令和5年度 運送・物流業向けワークショップ
令和6年2月7日(水)13時30分~16時30分 千葉市内の会議室において千葉労働局雇用環境・均等室主催のワークショップが開催されました。
今回は「運送・物流」に従事する企業が30社ほど参加されておりました。
千葉労働局より千葉県トラック協会へ参加企業を紹介下さいとの連絡を受けトラック協会より私に参加の声が掛かりました。(他にも数社)
物流2024年問題(労働時間)が喫緊の課題であり、我々運送事業者は高い壁にぶち当たり乗り越える手段を模索しております。
個別テーマとして「労働時間削減のポイント」「物流DXの導入は可能か」「現実は標準運賃の6割をどう考える」「物流倉庫の労働時間管理」
「ドライバーの時短と給与減をどうするか」「女性・高齢者の活用」などについて参加企業が5グループに分かれディスカッションしました。
各企業の抱える問題点の洗い出しでは、ほぼ共通する内容が一緒でした。
検討がおつきかと思いますが「人材の確保・ドライバー不足」若手のドライバーが集まらない!高齢化!「労働環境の改善」長時間労働!
「運賃交渉」コスト増で現状の運賃では経営が成り立たない!「賃金改定」給与が安いと人材が集まらず離職につながる
各グループより忌憚のない意見や問題点が寄せられました。続いて問題点に対する提案や改善方法を寄せ合いました。
参考になる意見もある一方、希望的観測と思える意見が多く寄せられ今後の業界の発展や存続においては荷主企業(クライアント)様の絶大なるご理解とご協力が必要不可欠だなと感じます。
働き方改革関連法の流れからの物流2024年問題と言われる「残業時間規制」「改正改善基準告示」を鑑みると我々運送事業者側の在り方に問題があったことは否めません。(ダンピングや過剰サービスなど)
今後は国が旗振りをして行う政策のひとつでありますので行政にはしっかりとした監視体制の強化を期待したいです。
また、荷主企業(クライアント)様の寛大なご理解を賜らないと我々運送事業者の未来が開かれて行かなくなります。