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台風15号千葉県を直撃!台風の爪痕!

9月9日未明から朝に掛けて台風15号が関東地方に上陸し、千葉県を直撃しました。
関東地方は巨大台風のイメージが薄いと思っておりましたが、今回史上最強クラスの台風が千葉県を直撃し甚大な被害が出ました。
朝、台風が気になり早めに目を覚まし、自宅玄関を開けた瞬間に暴風雨に押し戻されてしまいました。
点呼者に電話を掛け状況確認すると、使命感に燃えたドライバーが配送先に向かおうと続々出勤してきているとのこでした。
私と点呼者は危険を感じ暴風雨が収束するまでドライバーに待機を命じたのです。
結果待機させたことにより、何一つとして被害が発生せずに済みました。
私も自宅を出て車庫に向かう道のり(25km)に倒木や飛散物、冠水で道が塞がれ40分で着くところが2時間かかる始末です。

5時頃に車庫が停電となり、東関東自動車道でトラック数台が横転した事により全線通行止めとなりました。
この暴風のなか走れば横転や事故を起こす確率が非常に高い状況でした。
暴風雨が小康状態になってきたので、高速道路を使用せずに運行できるエリアから順次出発させました。
停電している関係で高精度のアルコールチェッカーが使えず、簡易型にて確認となりました。

ネットで交通情報を何度も確認するが東関東自動車道の通行止め解除が消えません。
積んでいる貨物を配送先に一刻も早く届ける為にはと思い、成田インター近くの高台からゲートを2時間ほど確認しておりました。
NEXCO職員らしき人がゲート付近に立つようになったので、通行止め解除が近いと思い点呼者に連絡を入れたのです。
しばらくすると人影が消え、待機していた一般車のドライバーが解除の見通しを聞いたらしく、数台が一般道へ流出して行くのです。
慌てて点呼者に電話を掛けたが時遅く、大型車4台が出庫していたのです。


成田インターに入れたトラックでしたが、当面解除されない情報をキャッチ出来たので、一般道へ逃げるように指示しました。
ところが予測通り大渋滞で、スムーズに走れることが出来ない状況が延々と続くのでした。
一部時間的に配送が出来ないエリアは持ち戻りとなりましたが、荷受可能な市川市まで運行したドライバーは、8時間半も要してしまいました。
何度か状況確認しながら、労いの言葉を掛けましたが、誰ひとりとして不満を口にする人が居なかった事に敬意を表します。
責任感に満ち溢れた精鋭あるドライバさん達に感謝申しあげます。
本社事務所と車庫事務所が停電となり、事務仕事が出来ない状況が3日間続きました。
車庫での帰庫点呼は外でランタンを使いドライバーの帰りを待っておりました。


いつ復旧するのか目処が立たないことも有り、本社スタッフ5人は成田空港内の弊社事務所にて仕事をすることになりました。


私は本社に残り暑さとの戦いと、いいたいのですが、車に退避してしのぎました。
今回の台風は勢力が、すさまじく千葉県内の停電が長時間となりフラストレーションが溜まりに溜まった精神状況の方が多かったと思います。
弊社施設やトラックに被害もなく、人的被害が起きなかったことが救いでした。
自宅が停電でお風呂に入れない、満足な食事が出来ない、暑さで寝れないなど社員の声が聞こえて来ました。
本当にお疲れであり、ご苦労様でした。

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