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2020年新年度5月を終えて!

明日から6月を迎え関東地区の梅雨入りも間近となりました。昨年の関東地方は6月7日に梅雨入りしました。
毎年梅雨の期間は憂鬱になる方が多いのかなと思いますが、今年は新型コロナウィルス感染対策を講じた生活と重なるので更に憂鬱さが増しそうです。
さて、皆様は今どんな心境でいらっしゃいますか?「充実しているよ!」「心配事無いよ!」「コロナ騒動前と変らないよ!」まずこの様に落ち着いて語れる人は1人もいないと思います。大半が「生活に不安を感じる!」「人生に疲れた!」「コロナ感染が怖い!」など不安と恐怖に駆られながら生活している事でしょう。
私も大きな不安と悩みを抱えながら日々コロナ感染に気を配り生活しております。
また、私は経営者の立場として新型コロナウィルスと向き合わなくてはなりません。
1月に中国から拡散された新型コロナウィルスですが、瞬く間に全世界へ感染拡大となり34万人の尊い命が奪われました。
100年に1度の危機といわれておりますが、命のみならず経済にも未曾有の戦後最悪の不況をもたらし、リーマン・ショックをはるかに上回る深刻な不況となってしまいました。
2020年は56年ぶりとなる自国開催の東京オリンピック・パラリンピックが感染拡大を受け残念ながら来年に延期となりました。
明るい話題性が有る中でスタートした2020年の弊社年頭式で表明した5ヵ年計画の構想が揺らぎ始めております。
お陰様で3月の総決算は増収増益で締めくくることができ、お客様のご愛顧と社員の皆さんの頑張りに感謝を申しあげます。
2月・3月はコロナウィルスの影響を受けつつも耐え忍ぶことができました。
4月「緊急事態宣言」が発令された後、8割人との接触を削減する政府の呼びかけに在宅勤務やテレワークが推奨され、また、飲食店や娯楽施設など3密となる場所に自粛要請が出され経済の勢いが急激に止まってしまいました。
消費されないことが大きな要因となり、インフラを下支えする我々運送業も厳しい境地に追いやられてしまいました。
4月は落ち込みを受けつつも生きながらえてきた物流事業者でしたが、5月に入ると製造業の生産減少が大きく響き物量が大幅に減少しました。
当社では主力業務である航空貨物の取り扱いが、この5月4月以上に悪化の傾向に有り対前年同月比30~40%程度落ち込んでいる状況です。
4月は一般貨物でしのげたのですが、5月はあらゆる産業で冷え込み期待した結果を残せず残念な思いです。
6月は少しでも物量が上向き、コロナの収束が1日も早く訪れる事を願うばかりです。
コロナに泣かされ疲弊してる産業はたくさんありますが、まだトラック業界は救われていると思っております。
落胆せずポジティブに明るくコロナとお付き合いしていきます。
追伸 同業社長より先日「苦しいときも素直に発信して前向きに情報収集する沢田社長は強いと思います」と言われました。
今回のブログを読まれて安心より不安をあおる内容かも知れません。また、既報のNHKニュース『おはよう日本』の取材内容からも伺えることでしょう。
創業から22年間健全経営を心がけ身の丈に合った経営をしてきましたので、現在大きなひずみや弊害が生じていないからこそ赤裸々(おおげさかな?)にお話しできるのかなと思います。
本当にヤバクなったら隠します。

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